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S様邸 古いものを受け継ぐ家

歴史と文化が薫る落ち着いた住まい

もともと大正ロマンなど和風かつクラシックな雰囲気がある世界観が大好きというS様ご夫妻。お二人のウエディングフォトもクラシックな邸宅を貸し切り、素敵な雰囲気の中で撮影されていました。「蔵とか日本の古民家が大好きで、個人的には少し古い方が空間としても落ち着きます」というご夫妻。新築の家を考えるにあたって、「古くていい!経年変化を楽しもう!」という考え方を提案してくれたジェイウッドに強く惹かれて家づくりを決意。「何でも古くなると新しくしたくなりますが、ジェイウッドさんは古くていい、古いものにこそ魅力があると言ってくれて、その話にとても感銘を受けました」とご主人。

大好きな日本酒を大好きな空間で.JPG

そんなS様ご夫妻がつくり上げた住まいは「畳の空間」を中心に据えた家。「畳の佇まいが大好きなので、きちんと活用できて家のデザインに生かされるスペースにしたかった」というご意向のもと、オープンカウンターのキッチンの向かい側は小上がりの畳スペースに。2階への階段を昇るにも必ず畳スペースを通っていくので、暮らしの中にいつでも和の佇まいが存在することになります。

畳コーナーのテーブルは奥様の故郷で廃校いなった小学校から譲り受けたもの.JPG

室内に設置している家具も、よく見ると歴史や味わいを感じるクラシカルなアイテムが多数。これは奥様の郷里にある廃校になった小学校から譲り受けたもので、かつて子どもたちが使っていたであろう可愛らしい椅子や机がS様邸でも大切に使われていました。

奥さまの故郷お小学校で使われていた木製の椅子は今も現役.JPG

「いつの時代でも愛されるデザインが好き」という奥様。昔ながらの電源スイッチやフローラガラスなど細かいアイテムも家全体に「大正ロマン」を漂わせる効果を発揮しているようです。大好きなアイテムに囲まれたリビングで大好きな地酒を楽しむのが今、一番の楽しみだというご夫妻。古いものを大切に受け継ぎながら自分たちらしい暮らしを見事に実現させています。

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