大谷石~松が峰教会~
2017.01.09
あけましておめでとうございます
ジェイウッド宇都宮店の石川です
宇都宮市で採掘される『大谷石』
栃木県民にとっては
昔から
家の石塀や蔵などに用いられ
馴染みのある建材です
加工しやすく耐火性もある石なので
薪ストーブの炉台や
内装のアクセントとして
カベの仕上げ材などにも
使用されています
そんな大谷石を使った
有名な建築物と言えば
宇都宮市内にある
『松が峰教会』です
石造りの建物ですが
大谷石ならではの
柔らかい表情を活かした
重厚感のある建物です
スイスの建築家
マックス・ヒルデン氏の設計で
昭和7年(1932)建築された
国登録有形文化財です
アーチ部分などの
細かい彫刻の美しさには
当時の職人の
丁寧な手仕事を感じます
この教会は建てられたから
80年以上経ってますが
ヨーロッパでは
何百年も前から使われてきた
伝統的なデザインの格子窓が
とても良い雰囲気を
醸し出しています
教会の内部の柱やカベにも
大谷石が使われていて
白い漆喰との合わせもステキです
松が峰教会は
宇都宮の歴史と文化を感じられる
建物のひとつですので
みなさまも一度
訪れてみてはいかがでしょうか