暮らしの手帖
2017.03.23
こんにちは
ジェイウッド宇都宮店の石川です
1948年(昭和23年)に
第1号が創刊されてから
現在でも出版されている
『暮らしの手帖』
今回ご紹介させていただくのは
『暮らしの手帖』の中でも
私が好きな一冊でもある
1952年(昭和27年)に発行された
『暮らしの手帖 18号』です
創刊当初から
普段の暮らしを豊かにする工夫が
たくさん紹介されて
特に
昭和20年代の古いものなどは
現代のように
モノに溢れた時代ではないのに
何か今よりも
暮らしの豊かさを感じてしまう
そんな当時の暮らしぶりも見れます
そして今回ご紹介の
この号の好きな理由は・・・
家の間取りやプランが
特集されているからです
手書きによる平面図や外観パースや内観図
どのような素材を使うか確認する仕上げ表など
さらには
このプランの家の価格が分かる見積書まで
見開き1枚で
まとめられているところが素晴らしい!
昔の家の見積と言うと
柱や材料をひとつひとつ拾って
分厚い見積書をつくるイメージでしたが
これは現代のものと
そう代わり映えしないところがスゴイ!
また現代の一般的な住宅会社に
家の間取りや図面の相談をすると
パソコンで作った
きれいなCAD図面が出てきますが
こんな感じの手書きのプランだと
わりと見やすかったり
空間をイメージしやすかったり
その家に暮らす人たちのことを思う
工夫や手間が感じられて
何か温かい気もします