ソックモンキー
2016.07.18
こんにちは、ジェイウッド津志田店の大村です。
先日の石巻店のブログで、おしゃれは足元から...と八代さんが綴っておりました。
同じ足元つながりですが、
私は、靴下が大好きな為、
いつも愛用している靴下に、ちょっとしたこだわりがありまして・・・
好きすぎて、履くだけに飽き足らず、形を変えて第二の人生を歩んでもらっています。
それが、ソックモンキー。
これといって、ぬいぐるみや人形に興味を抱いたことのなかった私ですが、
ふと手にした海外の手芸本がきっかけで、自ら、作るように。
小6ぐらいだったでしょうか。
ハンドメイド好きな方、
もしくは、古着やアメリカ雑貨好きの方には、ご存知の方も多いと思います。
古くに作られたものは、価値が付き、
アンティークショップや、古着屋さんなどでも売られています。
くつ下1足を、まるっと余すことなくつかって作られるソックモンキー。
今から100年程昔、
アメリカの貧しい炭鉱町に暮らすひとりのおばあちゃんが、
かわいい孫娘のために、
"おじいちゃんの仕事用の靴下" で作り、
クリスマスプレゼントに贈ったことがはじまりと言われています。
この誕生の背景に興味を持ち、面白いなぁと、思ったものでした。
左側のソックモンキーは、ずいぶん昔に作ったもの。
右側は、現在、制作中のもの。
帽子は、子供達が赤ちゃんの頃履いていたベビーソックス。
寝る時、遠出をする時、キャンプ場だって、
いつも一緒なので、
左側の子は、ずいぶんとくたっとしています。
身に着けている黒いベストは、
息子がフェルトで作ってくれました。
面白いことに、黒・白・ベージュの3色展開!
たまに、着替えます。
何度も繕って、繕って、綿を詰めなおして、
もうずいぶん長い付き合いですが、
これからも、様々な場面でそばにいてほしいです。
心温まる背景と歴史があるソックモンキー。
手芸初心者の方でも、簡単に出来てしまいます。
皆さんもぜひ、大切な方に作ってみてはいかがでしょう。