こんにちは。ジェイウッド津志田店の菊地です。

暑かった夏もようやく落ち着き、秋の夜長に読書を堪能している私ですが、あまりのんびりしていられないのも北東北ならではでしょうか。 もうすぐやってくる長い冬に向けての準備も怠れませんね。 我が家でこの時期の冬支度として恒例になってきているのが「薪の小割り」です。 大きい薪は春先から準備をしておりましたので、この時期の薪割りは焚き付け用に小さく小割りする作業です。 昨年同様、暑い夏の時期を避けて涼しくなる10月頃から私はこの小割り作業を始めるようにしてます。

この一見したら面倒に思われる薪割りを楽しめるのも薪ストーブライフの醍醐味だと私は思っております。 来年くらいからは私が手を取りながら子供たちにももっと積極的に斧を持たせてみようかと思案中です。

薪を割り、乾燥させ、小さな種火から少しずつ炎を大きく育て、炎が明かりとなって室内を照らし、煮炊きもできて、 なにより家族を暖めてくれるその1本の薪に感謝して、燃え尽くした灰をまた畑などの農地に還元する。 人間が自然の恩恵に生かされていることにほんの少しだけ触れられる瞬間な気がします。

この冬はテレビを消して、薪ストーブの前で薪が爆ぜる音に耳を傾けながら秋に読み切れなかった本をじっくり堪能しようと今から思案中です。

そんなことを考えていると秋が深まっていくことや、冷え込みが厳しくなってくることも待ち遠しくも思えたりします。