仙台市泉区 8月焼き物と緑のイベント
2020.07.29
こんにちは。ジェイウッドの庄子です。
昨日は東北地方もだいぶ雨量が多く、川の氾濫や土砂崩れなどが起きている地域もあるとニュースになっておりました。
被害が大きくならないことを願うばかりです。
最近は低気圧の影響がだいぶ身体にきており、頭痛や胃痛と体調不良に悩まされておりましたが、
ようやく来週あたり梅雨明けになりそうということで、それだけでテンションが少しあがりますね^^!!
ジェイウッドで運営しているグリーンショップのHANAMIZUKIgreenでも8/1~8/10に焼き物のイベントを行います。
今回こちらの企画に携わらせていただきましたので、少し想いを綴りたいと思います。
今回一緒にイベント行っていただく、針生峻さんは仙台の伝統的工芸品の「堤焼乾馬窯」の陶工のお一人です。
現在堤焼は5代目の針生乾馬さんが代表を務め、峻さんは4代目のお孫さんで、5代目の甥っこさんにあたる方です。
ご自身は元は普通に企業で働くサラリーマンであったそうなのですが、東日本大震災を機に地元に戻り、家業である堤焼を勉強され、今ではご自分の作品を作られ、個人作家さんとしてもご活躍されておられます。
かつて堤町(仙台市青葉区)に窯場があったことから、その名がついた「堤焼」ですが、江戸時代よりの焼き物で伊達家や家臣への贈答品、大名や公家への献上品としても使用されてきた由緒ある焼き物です。
堤焼というと黒と白の色が特徴的なのですが、峻さんはそのような伝統的な作品にも携わる傍ら、ご自身で発想豊かな作品の制作にも邁進しておられます。
一度展示場におじゃまいたしまして、作品を見させていただきました。
峻さんの作品はとても繊細で、色のバランスがきれいなものが多いなという印象です。
先に述べたように堤焼というと黒と白の色が特徴的ではありますが、峻さん個人の作品は型にはまらずに様々なものに挑戦したいと色や形など従来の堤焼とは違った作品になっております。
2枚目手前が亜鉛結晶です。
昨年から今年の3月まで放送されていましたNHK連続テレビ小説「スカーレット」でも話題になっておりましたね!
雪の結晶のような模様が器に出ております。
私もドラマを楽しみに見ていたので、亜鉛結晶を間近で見ることができ、テンションがあがりました(>U<)
この亜鉛結晶を出すのがすごく難しいみたいで、ある程度予測はできるそうなのですが、焼きあがるまでどのような模様になっているかわからないとのことでした。
焼き物はすべて化学反応。
色の出方や結晶の付き方、いろいろな薬品を混ぜて、調合し、焼き窯の位置などにもよって変わってくるとのこと。
どれも世界にひとつの作品。
お話を聞いているだけでわくわくしてきます!
そんな針生峻さんも展示期間に何度か来ていただけるそうです。
お会いできた方はぜひ焼き物のことをいろいろ伺ってみてはいかがでしょうか^^♪
開催期間は8/1(土)~8/10(祝)の10日間です。
この期間は通常定休日の火・水も休まず営業いたします。
今回のためだけに作られた作品もございますので、この機会にぜひお越しください!!
◆HANAMIZKIgreen
Instagram:https://www.instagram.com/hanamizuki_green/?hl=ja
◆堤焼乾馬窯 陶工 針生峻
個人サイト → http://shun-hariu.skr.jp/
堤焼について → http://tsutsumiyaki.net/
\\8月ジェイウッド各店でも見学会等イベントを開催しております//
https://www.j-wood.co.jp/event/