私の夏の風物詩
2023.08.20
こんにちは。
ジェイウッド仙台泉店の田中です。
お盆が明けて日常が戻ってきましたね。
皆様はお盆休みはいかがでしたか?
私はというと予てから計画していた京都旅行に行こうとしたものの、台風の影響で断念。。
ゆっくりと休養できたものの、少し心残りに思っています。
そんな私ですが、先日約1年振りに帰省をしました。
社会人になるとなかなか実家に帰省する機会は減っていきますよね、、
久しぶりに実家に顔を出すのもあったのですが、4年振りに地元の祭りが開催されるためせっかくと思い地元へ帰りました。
今回のブログでは、私の地元の祭り「石崎奉燈祭」を紹介させていただきます。
「石崎奉燈祭」は文化庁の日本遺産に指定された、石川県・能登半島で行われるキリコ祭りの一つです。
毎年7月~10月に行われ、江戸時代から続く歴史あるお祭りです。
〝 キリコ〟とは、「切子灯籠(きりことうろう)」を縮めたものであり、巨大な直方体の灯籠を掲げた山車(だし)の一種で、祭りの際には、参加者が多数のキリコを手に担ぎ、まちを練り歩きます。
夜になると灯篭の内部には明かりが灯り、夏祭りらしい幻想的な雰囲気に包まれます。
「石崎奉燈祭」は約100人もの男たちが高さ13~15m、重さ約2tの大奉燈を担ぎ上げ、賑やかな笛や太鼓、鉦の音に合せ、男達が「サッカサイ、サカサッサイ、イヤサカサー」の威勢の良い掛け声をあげながら、狭い路地を家の軒をかすめるように担ぎ回し乱舞します。
能登地方に数多く点在するキリコ祭りの中でも、最も勇壮・華麗と言われており、夜には奉燈に灯火が献じられ、浮かび上がった武者絵や大書の墨字が幻想的な空間を醸し出します。
かくいう私も、祭りに参加し大奉燈を担ぎましたが、今年の祭りはコロナ明け4年ぶりの開催ともあり、例年以上の熱量を感じました。
祭りの次の日には全身が筋肉痛となり歩くのもやっとでしたが、これもこれで夏の思い出になりました。
私の地元だけではなく、能登地域では過疎化が進んでいます。
歴史ある祭りをこれからも次世代に繋いでいくために様々な取り組みをしています。
また来年も、これからも毎年の風物詩になりますように。
皆様も夏の思い出作りに是非観に行ってみて下さい!
それでは。