建築美
2017.01.05
明けましておめでとうございます。
本宮店の鈴木です。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
年末年始帰省の際、新幹線を利用しましたので東京駅を見学いたしました。
赤レンガに格子窓。素敵でした。
上下窓の下に目をやると、
一見普通の石の外壁ですが、
石と石の間の目地が「かまぼこ」のようになっています。
「覆輪目地(ふくりんめじ)」という目地で、手間のかかる高度な左官技術だそうです。
何のために行うかというと「石やレンガを際立たせ、見た目も柔らかくするから。」ということです。
私はその理由に昔の職人さんの誇りや繊細さを感じました。
壁は「加工しやすく汚れない」がメインの日本の中心に、この「建築美」があることにうれしく思いました。
私も改めて建築美とは何か知りたくなりました。
また伝統建築を見学したいと思います。