南部曲家
2016.10.20
こんにちは本宮店鈴木です。
本日は太田民俗資料館の南部曲家を見学させていただきました。
南部地方独特の形で、L字型の家屋は「馬屋(まや)」という馬を飼うスペースがあり土間を挟んで座敷があります。
馬を家の中で飼うということは、いかに馬を大切にしているかが分かります。
床や畳は補修していますが、柱や梁は建築してから150年間そのままなので、だいぶ傷ついてヒビが入ってます。
ただ壊れそうなところは一切なく存在感がすごいです。
木には、普段「風合いの~」「味のある~」という言葉を使っていましたが、
ここにある木を表現するには「迫力」という言葉が合っている気がします。
実物を観ることで、当時の人々の暮らし方に直接触れることが出来ました。
そしてこの得体のしれない「迫力」には、当時の人々から「俺たちの想いを感じろ!」と
訴えかけられているようにも思えました。