こんにちは。設計部の浦田です。
今日は敷地境界のお話です。

仕事柄、建築予定地の確認調査で現地に赴くことが多いですが、
「境界標」が大事な要素の1つです。
土地の形・境を表す点に設置される標（しるし）ですね。

土地の境界を表すもので、その土地を登記するときに測量を行い、設置されます。

ご覧の写真は、とある予定地の確認の前日に大雪が降ってしまったため、
どっさりと積もった雪の中から境界標を探し、掘り当てた写真です。

きれいに区画整理された住宅地だったため、見つけやすかったところですね。
これが郊外の農地・林地ですと目印になりそうな物も少なく、
ひとつの土地に設置する境界標も数多くなり、
そもそも設置されていなかったり失われていたり、
工事や土砂の動きにより登記時点の位置とずれていたり...

この土地の境界の話、新築の許可・申請の時にも重要なので、
つい旅先などでも気になって地面を探す私がいます。

街の中でもあちこちに貼ってあるので、土地の境界線がわかって面白いですよ。