優れものでなくても。

2021.04.20

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とっ サッサッ ざっ ククッ キュ。


万年筆と一言で言っても
一本一本が異なる書き味、書き心地。

今や日常の仕事ではすっかりパソコン・スマホが多勢を占めて
手書きはメモやチェックの時くらいのもの。

そのペンの出番でも主役はほとんどボールペンや
近年普及しだした消せるペン。

そんな世の流れでも
私が家で紙に些細なメモをする時、アイデアをまとめる時、
いつも1本使えるようにしているのが万年筆です。

筆記具の好みは人それぞれかと思いますが、私の場合
ボールペンでは滑りすぎて疲れてしまう事があります。
万年筆ならば軽い筆圧できれいに留めハネができ、
丁寧にかくことができる...気がします。
(とはいえ写真の程度ですが)


実は昔、求人応募の手書き書類をボールペンで何枚も書くのに疲れてしまい、
安価な万年筆を試したことから興味を持ったのがきっかけで
後に数本購入したのでした。

世にあふれる多彩なインクをもっと試してみたいのですが、
用途だけに使用料が微々たるもので減らないのがもどかしいです。

ちょっと設計部らしからぬ筆記具のお話でしたが、
昔から愛されているものというのは
それぞれに利便性・合理性を超える魅力があるのだと思います。
そこに愛着を感じ、手入れし、長くゆっくりと付き合っていく楽しみ。

あなたもお気に入りの筆記具をひとつ、手元に置いてみませんか?

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