セカイイサン.
2018.09.06
こんにちは。
郡山店の榎本です。
9月になって台風の上陸も多くなってきました。
雨や曇りの日も多い季節ですが、たまにこんな嬉しいことも。
スーパーの駐車場で車から降りたら、たまたま虹が出ていました。
(※よ~く見ると2つ出てる!)
初めて見るわけではないけれど、虹をみると何故か嬉しくなってしまう、今日この頃です。
..................
さて、先日 少し遠出をしたくなった榎本は
郡山から群馬県富岡市へ旅立ちました。
群馬の富岡市といえば!
そう、2014年に世界遺産に登録された『富岡製糸場』です。
※当日、とてつもない猛暑日でバテていたせいか、自分で撮影した写真がブレブレ(笑)
一部 富岡市公式HPのフリーダウンロード画像から写真をお借りしております。
画像提供 富岡市
富岡製糸場が建てられたのは明治5年(西暦1872年)。
ということは、、、いまから140年以上前の建物!
レンガ積みの外装がなんとも美しい・・・!
よ~くレンガ壁を見てみると、長手面と短手面が交互に見える、
少し変わった積み方になっていますね。
富岡製糸場はフランス人技術者によって設計されたため、
レンガは『フランス積み』。
そしてレンガの目地はジェイウッドのお家の壁にも使う、漆喰が使われてるそう!
漆喰って目地にもなるんだ~( ..)φメモメモ
...............
富岡製糸場は政府が日本の近代化のために設立した製糸場。
明治維新後、政府は日本を外国と対等な立場にするために、産業や技術の近代化を進めます。
そのため必要なのが資金源!
資金を集めるために力を入れたのが、生糸(シルク)の輸出でした。
品質改善・生産向上・指導者の育成のために、
模範工場として誕生したのが、富岡製糸場です。
画像提供 富岡市
こちらは国宝の『操色所』。
繭から糸を取る作業が行われていた建物です。
なんと長さが約140m!
端から端までダッシュしたらゼーゼーしてしまう距離です。(笑)
ずっと奥まで自動操糸機がならんでいます。
こちらの機械ですが、
下の段のベージュ色の槽で繭をお湯に浸しながらほぐす
⇓
中段の機械で複数の繭糸をまとめて1本の糸する
⇓
それが上段の緑色の機械に巻き取られていく
という仕組みになっています。
当時、この富岡製糸場で使われていた自動操糸機は全世界に輸出されて、
世界の絹産業を大きく支えていたそうです!
画像提供 富岡市
柱や梁は全て白い色に塗装されていて、窓も大きい。
生糸生産という繊細な作業が求められるところだから、
明るく手元が見やすくて、頭が冴えるような色合いに工夫されてるのかな~、
なんて、考えてみながら見学しました。
さすが、国宝の建物。圧巻でした。
その他にも富岡製糸場は広くて見どころがたくさんありました。
シルク商品が売られているショップがあったり、
操糸機の実演、生きたカイコ様の展示なども行われています。
期間限定で修繕工事の見学も行われていました!
レンガの外壁、厚く塗られた漆喰の壁、太い梁や柱と広い空間・・・
あらゆるところから、長い歴史を感じられます。
是非この空気感を味わいに『富岡製糸場』にいってみてはいかがでしょうか?
以上、榎本の群馬小旅行レポートでした!
........