雲巌寺(うんがんじ)
2017.06.08
こんにちは。
ジェイウッド 郡山店の濱田です。
前回のブログでは仙台南店の私でしたが、6月から郡山店のメンバーになりました。私地元が郡山なので戻ってきました!
皆様、郡山でも今後ともよろしくお願いいたします。
西日本は梅雨入りをしましたね、東北も梅雨入り間近になり曇りの日が多くなっております。晴れの日に洗濯するのを逃さないようにしなければ!
さて、先日私はお寺の建築を見に大田原市にある雲巌寺(うんがんじ)に行ってまいりました。
雲巌寺は臨済宗妙心寺派の寺院で福井県の永平寺等と並ぶ禅宗の4大道場のひとつになります。
上の写真は入り口の山門です。
始まりは1100年代にもなり写真の山門は火災のあとに1849年に再建されたものになります。
こちらは山門の裏手、柱の上に組物といわれる屋根を支える木組が日本の木建築のすごさを感じさせます。屋根の軒を深くするために進化したもので構造体でありつつお寺の荘厳を表すものですね。組物に関しては奥が深いのまたの機会に。
こちらは仏殿、築300年以上のものです。
とても自然豊で日常の喧騒を忘れさせてくれます。松尾芭蕉が奥の細道紀行で訪れた場所でもあり松尾芭蕉が「木啄も庵はやぶらず夏木立(きつつきも いおはやぶらず なつこだち)」と詠ったそうです。
きつつきも静かな夏木立の中に建っている庵を、つついて静けさを破りはしないだろうとの意味です。うむ。さすが芭蕉さんです。
歴史を刻んだ建築物は人の手では作り出せない雰囲気をまとっていますね。
私もそんな歴史を刻むお家を作って行きたいです!
では次回に。