絵本のはなし

2019.10.04

こんにちは インテリアコーディネーター部の武田です。

突然ですが「好きな絵本」と言われて皆様は思い浮かべる絵本はありますでしょうか。

先日お引渡をいたしましたK様。

「バムとケロ」の絵本が好きで...というお話をお打合せの際にしてくださいました。

しっかり者の犬のバムと、ちょっぴりお転婆なかえるのケロちゃん、

そんな2人の暮らしを描いた、くすっと笑えて、ほっこりする、

そんなお話がつまった物語です。

私も小さいころ、妹と一緒に読んだ記憶のあるバムケロシリーズ。

懐かしい絵本の名前を聞き、とても嬉しかったです。

「バムとケロのお家みたいな明るくて温かみのあるお家にしたい!」

そんなご要望を頂き、K様ご家族様らしい素敵なお家が完成いたしましたので

ご紹介させて頂きたいと思います。

絵本の表紙にも出てくる、バムケロのお家の大きなルーバー窓をイメージし、

リビング開口には大きな窓をつけました。

建具屋さんと細かく打ち合わせをし、製作したK様邸オリジナルの木製窓です。

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(窓の奥に見えるフリルのミルクガラスのペンダントライトはてるてる坊主のイメージ)

玄関ポーチは、ケロちゃんが水たまりで遊んでいるシーンに出てくる、

バムケロハウスのアプローチをイメージしたタイルを使用しました。

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ケロちゃん...ではなく、お子様たちがここでたくさん遊んでくれることを願って...

小さいころ、絵本だけは「ほしい」と言うと必ず買ってくれた母。

買ってくれたたくさんの絵本たちは、6つ離れた妹も同じものを同じように読み、

絵本部屋が出来るほどの量になりました。

私も妹も大きくなるにつれ、絵本に触れる機会はどんどん減っていき、

実家の建替えの際、半分以上はお嫁に行ってしまいましたが、

母が好きだった絵本、思い入れのある絵本だけは残され

今も実家の2Fにある小さな本棚にしまってあります。

めっきり絵本に触れることが無くなっていましたが、K様のお家づくりを通して、

大好きだった絵本たちを思い出すきっかけを頂きました。

大人になって見返すと、見方も少し変わりますが、

今でも柔らかい色彩や質感に惹かれてしまうのは、

小さいころに好きだった絵本たちの影響なのかもしれません。

K様ご夫婦がお好きな絵本に合わせ、その絵本を基に出来上がった素敵なお家も

お子様たちのお気に入りになってくれたらうれしいです。

K様、ありがとうございました。

最後に、K様邸から見える素敵な秋の景色を・・・・

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新米

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