『家造りの盲点』
2022.04.25
こんにちは、秋田店 松村です。
今回はこちら。
① シーリングファン 正しい向きとは?
② 自然吸気口 メンテナンス
③ そうよ私は洗濯係 の3つのお話になります。
●シーリングファン
昔の家には隙間が沢山あり、冬になると暖房を付けても隙間から熱が逃げてしいます。
その為、暖房効率を上げようと廊下や玄関に扉をつけ、
より小さい空間を温めるという考え方があります。
『吹抜け=寒い』という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
近代の住宅は、窓や断熱材の性能もあがり建物の隙間もほぼ無くなり、
暖気はかなり逃げづらい造りになりました。
その為、暖気をどのように利用するかが冬をより暖かく過ごすポイントになっています。
昔とは考え方が真逆ですね!
吹抜けを設け、暖気を回して家全体を温める事で温度差を無くし
家中快適空間へと変身します。
そこで必要不可欠なのが『シーリングファン』
色々な形のファンがあります。
家を建てたらファンを設けたいと憧れをお持ちの方も多いと思いますが。
これ見た目だけじゃないんです、回転の方向で風を上下に送ることが出来る優れものなんです。
冬季には温かい空気は上に上がるので空気を回す意味で『上から下』に空気が流れるように回転をっ!
なんて今までお話させて貰ってました。
『 がっしかしっ!? 』
それって本当かな?
なんて思ってしまったので我が家で検証することに。
実際に寒さが本格的になってきた2月あたりからファンの回転の向きを『上から下』へと
空気がより回るように強運転にしてました。
ファンって意外と風がくるんです。ましてや強だと尚更。
その為、肌に風を感じることがしばしば。
熱風なら暖かく感じますが、少しヒヤッとするんですよね。
(冬でもTシャツな為 笑 服着ろよって話なんですけどね。)
そこでファンの向きを『下から上』へと変えてみたところ。
『なんてことでしょう?!』先程まで感じてたヒヤヒヤ感がなくなったではあーりませんか!
心なしか暖かくも感じます。
これからは冬には『下から上』で過ごしたいと思います。
この結果は、吹抜けの大きさや、間取り、暖房の種類、位置等でかなり変わってくると思いますので
是非、我が家の『ベスポジ』を見つけるべく、試してみて下さい。
勿論、今年の夏も実験したいと思います。
●自然吸気口 メンテナンス
いきなり自然吸気口なんて言われると、どこやねんっ!?って感じですが。
これです、これ!(写真は蓋を外した写真です。)
お家に5~8個程度付いてると思います。
この間、なんとな~く
どうなってるのかな~程度の感覚で見てみると。
まさかの住んで8ヶ月でこれっ
この汚れ、想像以上でおったまげでございます。
私の感覚ですが、8割ぐらいの方がここのお掃除の放置プレイを楽しんでいると思いますので。
これをきにお掃除をしてみては、いかがでしょうか。(実は私もまだ1個しかやれてません・・・)
フィルターを水洗いして乾かす時間が必要なた為。お掃除の時期としては『春と秋』がいいと思っております。
なぜかといいますと。
冬はガンガン冷たい空気が入ってきます。
夏はガンガン暖かい空気が入ってきます。
春と秋は家の中の気温と外の気温の差が少ないためです。
いつやるの?
『いまでしょ!?』春ですよっ!春。
さぁ重たい腰を上げる時です!笑 (自分を奮い立たせてます、笑)
*フィルターを外している時は換気の強さを一番弱めてあげてもいいかもです。
●『そうよ私は洗濯係』
暮らしにおいて、毎日行う洗濯は必要不可欠な存在です。
家造りにおいて洗濯物を干す場所の確保は計画してたが。
その先のどこでたたんで、たたんだ服をどうするのか?
は意外と 『 盲点 』 ではないのでしょうか。
なんだかんだ床でたたんだり、たたんだ服を階段笠木に置いて、つい触ってしまって
下に落っこちるなんて、あるあるだと思います。
超絶O型の私は、変なこだわりがあり洗濯は スパッッ~~~~ット たたみたいのです。
(もちろん手アイロンですが←ここらへんがO型の極み)
その為、今回ご紹介するのがこちら!
IKEAさんの棚!
ホールにスペースがなくても、足元にキャスターがついているので
使用していない空き部屋にも置くことが可能になってます。
天板のサイズは 550㎜×850㎜程度 高さは900㎜程度 となっていて洗濯をたたむにあたり丁度良い高さになってます。
さらに、棚に無印のカゴを置いてたたんだ物を個別にまとめておくと、収納する際にも便利です。
4人家族の我が家は4つのカゴですが、子供の成長と共にカゴの容量に不安を感じますが・・・
また、関連の物として新居になり洗濯機も初のドラム式へと買い替えましたが。
洗濯物を入れる物もこちら
無印のカゴ・・・・
どんだけ無印すきやねんっ!?と自分でつっこみたくなってしまいます。
40歳手前のおっさんにとっては、腰を痛めずに濡れた服をスライドできるバリアフリー具合が非常に助かる反面
先ほどの台にのせると
洗濯を干す際にも、いちいちかがまなくて良いバリアフリー具合!
このカゴ無しではもうダメになっています。
以上、3っつのお話でした。
おしまい。