『用の美』
2021.01.16
ぶろぐ
こんにちは、ジェイウッド秋田店 松村です。
今回は工務らしいブログになります。
建築には『おさまり』と言う言葉があります。
おさまりが綺麗とか、おさまりが良い悪いとか、現場ではよく飛び交う言葉ですが。
社会人1年生の時はこの『おさまり』を理解するのにしっくはっくした記憶があります。
『おさまり』とは表現がとても難しいですが、ざくっというと綺麗に仕上がっていたり、
見た時に違和感なくスッと入ってくるのが、おさまりがよいと言えます。
しかしながら、おさまりに正解はなく、かといって不正解もありませんが
おさまりが悪いと分かる人には分かってしまいます、とっても奥が深く追求しすぎると自己満足なのかもしれません。
特に建築家の先生の作品はこの『おさまり』に強くこだわり抜いたものが多いと思います。
見たことない、又は想像を超える収まりを見ると興奮しますが、何よりもそのおさまりに
たどり着いた経緯も大事ではないのかと、自問自答の日々を送っております。
私の好きな言葉で『用の美』という言葉があります。
例えるなら、どんなに傑作なお皿でも、お皿として用を足してこそ、美があるという考え方です。
(相変わらず表現が下手です笑、気になった方はググって下さい。)
実用のある生きた収まりに美が宿るというべきでしょうか。
もはや書いてて意味が分からなくなってきたので、この辺で・・・・
1月23~24日はS様のご厚意にて、見学会をやらせて頂くことになりました。
ちょこっとだけご紹介。
家を建てるにあたり『掘りこたつが夢だった』とS様
そんなことを聞いたらこちらもスイッチが入ります。
いっけん、普通の畳のお部屋ですが。
畳をおこして
蓋を外して~~~からの~~~(収納する時、かさばるであろうと蓋を二分割にしてくれた大工さんの愛を感じながら~~からの~~)
枠を落とし込んで~からの~(足元が冷えることの無いようしっかりと断熱対策もしております。)
掘りごたつの完成です。
こたつの足がずれて、ひっくり返らない様にしております。( ゚Д゚)キリッ
麻雀の面子が足りない時はいつでも呼んでくださいね!
引きアングルからも、もう一枚(美しい・・・・)
さらに二階のホールの一部の床がスリットの床になっております。
空間・光の抜け感、下から感じてみたくないですか?
是非、見学会にお越しください。
最後に、ルンバのお家もジェイウッド仕様の可愛いお家。
可愛すぎてルンバに嫉妬です・・・・
まだまだご紹介したい所ですが、お楽しみは見て頂いてからということで!お待ちしております。
今回はここまでです。